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-ギー

「葵と、津田、か。」

「お、ユーダイ。」

あー、ここで、繚と1番相性の悪い雄大がくるとか、最悪。

「繚、葵、はいよ。」

「やっさん、ありがと。」

「あざッス。」

「俺、ブラック・ルシアン。」

「はいよー。」

ユーダイは、リョーをチラッとみると、私の左に座った。
ユーダイ、鷹田雄大。同じ学校、同じ学年で、隣のクラス。
黒髪黒目に少し焼けた肌という、ザ・日本人という容姿。しかも、生徒会長、というオプション付き。
まぁ、身長は174cmとこの7人の男子の中では断トツ小さいが、ユーダイはユーダイでリョーとは違うモテ要素を詰め込んだような男だ。