長男・長女の恋模様―真面目×真面目＝？！？

親友の結婚式の二次会で

高校からの親友の泉麻里花はクウォーターのためふわっと天然パーマで地毛で茶色の髪、そしてアクアマリンの様な色の瞳の美人だ。
高校時代は美少女だった。

そんな彼女には長年ほぼ彼氏な相手が居たのだが、如何せん麻里花は鈍感でそんな事には露とも気付かない天然娘だった。

そんな彼女はふわっとしているし可愛いけれど、やる事はやれる人で見た目にとらわれがちだがしっかりはしている。

恋愛方面のみ天然を発揮していた子だ。
勉強も出来るし、気も利くしとってもいい子。

麻里花と話して直ぐにそれに気付いた私は、彼女とすっかり仲良くなった。


そんな私は彼女とは正反対の見た目をしている。
彼女はクウォーターだけど小柄で可愛らしい女の子。

私は純粋日本人だけど身長高めの黒髪ストレートだ。

麻里花が言うには羨ましいくらいスレンダーなモデル系美人と言うのだけれど、私は麻里花の方が羨ましい。
麻里花の可愛さはお人形レベルである。

私はただ背が高いだけだ。