長男・長女の恋模様―真面目×真面目=?!?
そうして撮ってもらった写真をまたもやグループトークに送信すると、ものすごい速さで既読と返信が飛んできた。
『ピローン』と音が鳴ること数回。
「お姉乙!」
「これで今日は大人しく待ってる!」
「帰りにケーキ忘れないでね♪」
現金な妹たちに、クスリとしつつ返信する。
「了解」
はぁ、しかしなんでこのやり取りで私は疲れているのだろう。
音の止まったスマホにやっとひと心地ついて、落ち着いた。
「その写真の送り先は?」
心配になったようで聞いてくる彩人さん。
それに答えたのは麻里花だ。
「一緒に出掛けてる可愛い美少女2人の所に送ったのよ!今日は2人でいい子にお留守番してるからね!」
「美少女2人で留守番なんて危なくないのか?」
「セキュリティーは万全なマンションだから大丈夫よ」
そんな会話をしている夫婦の言葉を聞きつつ、口を挟んだのは悠斗さん。
「それで?その美少女2人とはいったいどんな知り合いなんだ?」
そう疑問を挟んだ悠斗さんに、私が答えた。
「私の双子の妹ですよ。悠斗さんは昔見かけた事あると思いますよ?」
そう、昔1度だけ麻里花を途中まで送るついでに私も保育園に妹2人を迎えに行って4人で悠斗さんに会ったことがある。
「あぁ、あの時の双子ちゃんか。確かに可愛かったね。今は?」
どうやら記憶力のいい悠斗さんは、一度会った双子を覚えていたようだ。
「もう、中学3年生ですよ。2人で留守番でも家にいるなら問題ありません」
そう笑いながら伝えた。
『ピローン』と音が鳴ること数回。
「お姉乙!」
「これで今日は大人しく待ってる!」
「帰りにケーキ忘れないでね♪」
現金な妹たちに、クスリとしつつ返信する。
「了解」
はぁ、しかしなんでこのやり取りで私は疲れているのだろう。
音の止まったスマホにやっとひと心地ついて、落ち着いた。
「その写真の送り先は?」
心配になったようで聞いてくる彩人さん。
それに答えたのは麻里花だ。
「一緒に出掛けてる可愛い美少女2人の所に送ったのよ!今日は2人でいい子にお留守番してるからね!」
「美少女2人で留守番なんて危なくないのか?」
「セキュリティーは万全なマンションだから大丈夫よ」
そんな会話をしている夫婦の言葉を聞きつつ、口を挟んだのは悠斗さん。
「それで?その美少女2人とはいったいどんな知り合いなんだ?」
そう疑問を挟んだ悠斗さんに、私が答えた。
「私の双子の妹ですよ。悠斗さんは昔見かけた事あると思いますよ?」
そう、昔1度だけ麻里花を途中まで送るついでに私も保育園に妹2人を迎えに行って4人で悠斗さんに会ったことがある。
「あぁ、あの時の双子ちゃんか。確かに可愛かったね。今は?」
どうやら記憶力のいい悠斗さんは、一度会った双子を覚えていたようだ。
「もう、中学3年生ですよ。2人で留守番でも家にいるなら問題ありません」
そう笑いながら伝えた。