僕が守るから。
幼稚園の頃から、もっとその芽を


大きな花にしようと、


様々なレッスンを受けていた。


でも。まだまだ、小さかった希音には


少しずつ無理が生じていた。


おれは、その変化に気づき、


レッスンのない日はよく外に


連れ出していた。


< 54 / 76 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop