優しい白衣に包まれて
渡邉陽向(わたなべ ひなた)先生と蓮は同期で仲がいい。
陽向先生は優しくて爽やかな先生だけど、治療しないとか許さない。
それは蓮も同じわけで。
「芽愛〜ひどくね?」
「おっ、陽向サンキュ」
「おう、頼まれたもの全部あるぞ〜」
蓮と言い合いをしてる間に陽向先生が処置室に入ってきていて、銀のトレーに色々なものが乗っている。
これからされるであろう骨髄検査。
考えるだけで体が震えた。
「ほら、芽愛やるよ。
ここにゴロンしてエビさんみたいに体丸めて」
トントンと優しく叩いてなるべく優しい口調でいう蓮だけど、怖くて近づけない。
涙をボロボロ零しながら首を横に振る。
「よいしょ、がんばるよ」
「いやぁっ……!!」
陽向先生は優しくて爽やかな先生だけど、治療しないとか許さない。
それは蓮も同じわけで。
「芽愛〜ひどくね?」
「おっ、陽向サンキュ」
「おう、頼まれたもの全部あるぞ〜」
蓮と言い合いをしてる間に陽向先生が処置室に入ってきていて、銀のトレーに色々なものが乗っている。
これからされるであろう骨髄検査。
考えるだけで体が震えた。
「ほら、芽愛やるよ。
ここにゴロンしてエビさんみたいに体丸めて」
トントンと優しく叩いてなるべく優しい口調でいう蓮だけど、怖くて近づけない。
涙をボロボロ零しながら首を横に振る。
「よいしょ、がんばるよ」
「いやぁっ……!!」