Eternal Triangle‐最上の上司×最上の部下‐[前編]完
「わっ!? ちょっ…隼人おまっ…これ火力強すぎだっつの!!!」
「あ?」
もくもくと辺りに立ち込めた煙のなかから1人の男が血相を変えて姿を現した。
「うひゃぁーーーやってくれたなー」
カーキ色のタンクトップにハーフパンツ、そしてビーサンという格好の男は持っていたトレーで辺りに立ち込めた煙を仰ぎ始めた。
こいつはダチのノブアキ。
中校時代からの付き合いだ。
そして俺はこのノブアキのせいで、真夏日を通り越して猛暑日となった今日、海の家で不本意なバイトをさせられているのだ。
滝のような汗を流しながら…