Rの宣告?
生きてる…?
Rと会ってから約1ヶ月が経った。
私は嬉しいことにまだ生きている。
今日は朝、ある子にLINEをした。それは謝りたいと思ってる子だ。その子の名は紅葉だ。六月も終わり余裕が出てきたから、すぐ約束を取り付けられた。
そして、3日に会った。適当に遊び、謝ったのだが、さほど気にしてない様子でスルーされた。胸が痛くなるくらいなら謝らない方がいいのかな。気づいてないなら古傷を掘り返すこと、しなくていいのかな。それでそのままでいれるなら…と思い始め最後の子には謝ってない。でもいつか会えたらさりげなく謝りたいとも思ってる。
でも、どれが正しいのかわからない。結局謝るのも自分の自己満だし、そうやってたくさん失敗して学んでいくのかな。
そんな矢先、私は会いたかった子と会う機会が出来た。
というのも紅葉とあった時にみんなでまた遊びたいねー。という話をしていてそれが実行出来たまでだ。でも、2人きりではない。
最早謝る機会すら見当たらない。
そして、ふと思った。
やり残した事…がなくなった瞬間、死ぬ。
つまりやり残したことがない=問題解決。
となり、その場で死ぬ。
私は葛藤した。まだ死にたくない。
でも、その子とはいつ会えるかわからない。
もしくは謝れぬまま、私は死んでしまうこともありえる。なら謝るしかない。
葛藤しつつも死ぬ決意を含め、私は決意した。
「二宮ー」
そう名前で呼んでくるのは私が謝りたかった子…桜だ。あ、二宮って言うのは私の名字ね(笑)
「何?」
「いや、元気ないからどうしたのかなって思って。」
桜にしては珍しい。友達を心配するような子ではないし、仮にしてたとしてもこうやって聞いてくることは滅多にない。
「え?普通だよー。」
「そう?ならいいけど。」
と言って行ってしまった。
あ、せっかくのチャンス逃してしまった。
まぁ、帰りまでに謝ればいいや…
そんな思いでいた。
そして、みんなでファミレスに入った。
「私、これー。」とコンスープとサラダを頼んだ女子力高めの注文をしたのは雪。
紅葉は今日お腹空いてるんだーとカルボナーラとケーキのsetを。
桜は少食なのか、サラダだけ。
そして、陽向はハンバーグと日替わりスープを頼んだ。
「夏は決まった?」
と雪が問いかけた。
そう、私は優柔不断で決まらないのだ。
そして、もしかしたらこれが最後の食事かと思うとなかなか決められない。
でも、私が1番たべたいのはコンビニのプリン。ここのプリンは正直美味しくないから…余計迷うんだよね。
「うーん」と悩んでから
私はみんなに
「決まらないから適当に選んでくれない?」
と頼んだ。
桜は半端呆れていたが、
「何品食べれんの?」と聞いてきた。
本当は四品食べたかったけど、死ぬ前にお腹壊したくないし、コンビニのプリンは絶対食べたいから、
「2品!」と答えた。
そうして桜たちが頼んだ私のやつは
チーズインハンバーグとコンスープ。
そして、みな頼み終わり、しばらくしてみなのメニューが到着した。
それぞれの大学の楽しい話をしながら美味しいご飯を食べかれこれ3、4時間。
桜が明日早いからそろそろ帰るわ〜と言ったのがきっかけでお開きになった。
帰り、また桜と2人きりになる機会があった。といっても後ろに2人いるんだけどね(笑)
「そういや、桜は今何やってんの?」
そう、桜は進学してないのだ。
専門言ったのか、社会人になったのか、私たちには謎だった。
「んー、本屋でバイト。」
「学校は?」
「言わなきゃダメ?それ。」
「あ、いや言いたくないなら別にいいんだけど。ごめん。」
「いや、大丈夫だけど。学校は行ってないよ。フリーター。」
「そうなんだ。」
「二宮は?確か、動物系だったっけ?」
「あー、違うよ。動物に進もうとしたけど…ネズミころすのが可哀想で進路変えたんだ。」
「動物系ってネズミ殺すの?」
「んー、殺すというより実験台かな。解剖もするし…説明会の時それ聞いてやめた。」
「なるほどね〜…でどこ進んだの?」
「福祉系。人の笑顔みるの好きだから」
「二宮らしいな(笑)」
そんなこんなでほんとに別れるときに…
後ろの3人は最早遠い。
「あの3人はほっとくか(笑)」
「だねー。」
「二宮、気をつけて帰れよ、」
「うん。あのさ!ごめんね。」
「何が?」
「いや、多分知らないのか知ってるかわからないんだけど…」
となんで謝ったのかを説明した。
「そんなことで元気なかったの?」
「え?」
桜が心配してくれたことに驚いた。
「知らなかったけど…いいよ。」
「あと、そんなことでいちいち悩むな。心配するでしょ。」
と同時に嬉しかった。
嬉しすぎて涙が出た。もう死んでもいいや。
そう思えるほどに。
「ちょ、二宮!?」
「あれれー?桜、夏泣かしたの?」
と遅れていた3人が追いついたみたいで、
紅葉がそんなこと言い出した。
「違うの。嬉しくて泣いちゃった。ごめんね」
「嬉し泣きー?まぁ、桜高校の時と変わったもんね。」
「うん。桜ありがとう。泣いちゃってごめんね?」
とお礼を言われて嬉しいのかは定かではないが、少し照れながら
「分かったから泣くな。」とそっぽを向いてしまった。
「みんなもありがとうね。」とお別れの意味を含めお礼を言った。
みんな、?マークだったけど…
「よく分からんないけどうん!なんかあったら頼ってね。また遊ぼう」と
口々に言ってくれた。
そして、みんなと別れた。
私は嬉しいことにまだ生きている。
今日は朝、ある子にLINEをした。それは謝りたいと思ってる子だ。その子の名は紅葉だ。六月も終わり余裕が出てきたから、すぐ約束を取り付けられた。
そして、3日に会った。適当に遊び、謝ったのだが、さほど気にしてない様子でスルーされた。胸が痛くなるくらいなら謝らない方がいいのかな。気づいてないなら古傷を掘り返すこと、しなくていいのかな。それでそのままでいれるなら…と思い始め最後の子には謝ってない。でもいつか会えたらさりげなく謝りたいとも思ってる。
でも、どれが正しいのかわからない。結局謝るのも自分の自己満だし、そうやってたくさん失敗して学んでいくのかな。
そんな矢先、私は会いたかった子と会う機会が出来た。
というのも紅葉とあった時にみんなでまた遊びたいねー。という話をしていてそれが実行出来たまでだ。でも、2人きりではない。
最早謝る機会すら見当たらない。
そして、ふと思った。
やり残した事…がなくなった瞬間、死ぬ。
つまりやり残したことがない=問題解決。
となり、その場で死ぬ。
私は葛藤した。まだ死にたくない。
でも、その子とはいつ会えるかわからない。
もしくは謝れぬまま、私は死んでしまうこともありえる。なら謝るしかない。
葛藤しつつも死ぬ決意を含め、私は決意した。
「二宮ー」
そう名前で呼んでくるのは私が謝りたかった子…桜だ。あ、二宮って言うのは私の名字ね(笑)
「何?」
「いや、元気ないからどうしたのかなって思って。」
桜にしては珍しい。友達を心配するような子ではないし、仮にしてたとしてもこうやって聞いてくることは滅多にない。
「え?普通だよー。」
「そう?ならいいけど。」
と言って行ってしまった。
あ、せっかくのチャンス逃してしまった。
まぁ、帰りまでに謝ればいいや…
そんな思いでいた。
そして、みんなでファミレスに入った。
「私、これー。」とコンスープとサラダを頼んだ女子力高めの注文をしたのは雪。
紅葉は今日お腹空いてるんだーとカルボナーラとケーキのsetを。
桜は少食なのか、サラダだけ。
そして、陽向はハンバーグと日替わりスープを頼んだ。
「夏は決まった?」
と雪が問いかけた。
そう、私は優柔不断で決まらないのだ。
そして、もしかしたらこれが最後の食事かと思うとなかなか決められない。
でも、私が1番たべたいのはコンビニのプリン。ここのプリンは正直美味しくないから…余計迷うんだよね。
「うーん」と悩んでから
私はみんなに
「決まらないから適当に選んでくれない?」
と頼んだ。
桜は半端呆れていたが、
「何品食べれんの?」と聞いてきた。
本当は四品食べたかったけど、死ぬ前にお腹壊したくないし、コンビニのプリンは絶対食べたいから、
「2品!」と答えた。
そうして桜たちが頼んだ私のやつは
チーズインハンバーグとコンスープ。
そして、みな頼み終わり、しばらくしてみなのメニューが到着した。
それぞれの大学の楽しい話をしながら美味しいご飯を食べかれこれ3、4時間。
桜が明日早いからそろそろ帰るわ〜と言ったのがきっかけでお開きになった。
帰り、また桜と2人きりになる機会があった。といっても後ろに2人いるんだけどね(笑)
「そういや、桜は今何やってんの?」
そう、桜は進学してないのだ。
専門言ったのか、社会人になったのか、私たちには謎だった。
「んー、本屋でバイト。」
「学校は?」
「言わなきゃダメ?それ。」
「あ、いや言いたくないなら別にいいんだけど。ごめん。」
「いや、大丈夫だけど。学校は行ってないよ。フリーター。」
「そうなんだ。」
「二宮は?確か、動物系だったっけ?」
「あー、違うよ。動物に進もうとしたけど…ネズミころすのが可哀想で進路変えたんだ。」
「動物系ってネズミ殺すの?」
「んー、殺すというより実験台かな。解剖もするし…説明会の時それ聞いてやめた。」
「なるほどね〜…でどこ進んだの?」
「福祉系。人の笑顔みるの好きだから」
「二宮らしいな(笑)」
そんなこんなでほんとに別れるときに…
後ろの3人は最早遠い。
「あの3人はほっとくか(笑)」
「だねー。」
「二宮、気をつけて帰れよ、」
「うん。あのさ!ごめんね。」
「何が?」
「いや、多分知らないのか知ってるかわからないんだけど…」
となんで謝ったのかを説明した。
「そんなことで元気なかったの?」
「え?」
桜が心配してくれたことに驚いた。
「知らなかったけど…いいよ。」
「あと、そんなことでいちいち悩むな。心配するでしょ。」
と同時に嬉しかった。
嬉しすぎて涙が出た。もう死んでもいいや。
そう思えるほどに。
「ちょ、二宮!?」
「あれれー?桜、夏泣かしたの?」
と遅れていた3人が追いついたみたいで、
紅葉がそんなこと言い出した。
「違うの。嬉しくて泣いちゃった。ごめんね」
「嬉し泣きー?まぁ、桜高校の時と変わったもんね。」
「うん。桜ありがとう。泣いちゃってごめんね?」
とお礼を言われて嬉しいのかは定かではないが、少し照れながら
「分かったから泣くな。」とそっぽを向いてしまった。
「みんなもありがとうね。」とお別れの意味を含めお礼を言った。
みんな、?マークだったけど…
「よく分からんないけどうん!なんかあったら頼ってね。また遊ぼう」と
口々に言ってくれた。
そして、みんなと別れた。