マリッジブルーの恋人たち
ーマリッジブルーの恋人ー
二人は、式をした近くのホテルのsweetroomにいた。
すごい幸せで楽しい時間をすごし、まだ、二人とも興奮が覚めないままだ。身重だと言うことも忘れて、玲奈は話をしたり食べたりと、有意義な時間を過ごしていたが、気が気じゃない昴に引きずられるように、みんなの場所から帰された。
"大丈夫よ?"といったものの、ホテルの中についた途端に、力が抜けベットの上から動けなくなった。
"ほら。早く帰ってきて良かっただろ。"と、あきれた顔で言われたが、体調を気遣ってくれているのは十分伝わってくる。
なのに何故あの時、彼は妊娠を喜んではくれないのではないか、浮気してるんじゃないかと思ってしまったのだろうか。
それは昴も、同じだった。
こんなにも大切な存在をぞんざいに扱ってしまったのはなんでだろうか。
それこそが、マリッジブルーだったんだと今なら分かる。
結婚する前に神様が与えた、"真実の愛"を確認するための試練だったんだと。
二人は見事に乗り越えることが出来た。
これからぶつかり会うこともあるだろうが、手を取り合いきっと乗り越えることが出来るだろう。
だから、神様も見守っていて欲しい、いつまでもー。
(完)
すごい幸せで楽しい時間をすごし、まだ、二人とも興奮が覚めないままだ。身重だと言うことも忘れて、玲奈は話をしたり食べたりと、有意義な時間を過ごしていたが、気が気じゃない昴に引きずられるように、みんなの場所から帰された。
"大丈夫よ?"といったものの、ホテルの中についた途端に、力が抜けベットの上から動けなくなった。
"ほら。早く帰ってきて良かっただろ。"と、あきれた顔で言われたが、体調を気遣ってくれているのは十分伝わってくる。
なのに何故あの時、彼は妊娠を喜んではくれないのではないか、浮気してるんじゃないかと思ってしまったのだろうか。
それは昴も、同じだった。
こんなにも大切な存在をぞんざいに扱ってしまったのはなんでだろうか。
それこそが、マリッジブルーだったんだと今なら分かる。
結婚する前に神様が与えた、"真実の愛"を確認するための試練だったんだと。
二人は見事に乗り越えることが出来た。
これからぶつかり会うこともあるだろうが、手を取り合いきっと乗り越えることが出来るだろう。
だから、神様も見守っていて欲しい、いつまでもー。
(完)