必然的な運命
「できれば今日中に。量が多いけど麻美ちゃんなら任せれるかな?ってね。無理そうなら僕も手伝うから言ってね?」

「大丈夫です。頑張ります」

「そう言ってくれると思った。じゃあ後は任せたよ」

新人1年目の私を勝ってくれているのかは定かではないが、仕事を与えてくれる所は正直嬉しい。

けど、こんな大量な資料は初めてだ。

与えてくれた仕事はしっかりとしなければと早速取り掛かった。

分厚い資料の束を片手にパソコンに向かい黙々と作業をし続けた結果、お昼ご飯も食べる間もなく定時ギリギリ間に合うことができた。
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