必然的な運命
「今度あるときは連絡するね?」と一言。

これは確実に参加しなきゃいけないパターンだな。

紗也を意地でも連れて行かなきゃ私一人じゃ絶対に無理。

てか、むしろ行きなくない。


___ガチャッ

「あ、リーダーおかえりなさい。お客様がお待ちですよ〜 」

ドアから入ってきた人物に思わず声をあげた。

「し、柴田課長っ!?」

「お!山崎じゃないか。もう課長じゃないぞ〜 」

白衣姿で目の前に現れたのは先日まで私の上司だった人。
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