必然的な運命
「じゃ、俺いったん帰りますんで… 」

嫌われている麻美のご飯でも食べてくるか。

「あ、そういえば今日は麻美ちゃん夜いないんでしょ?同期会って言ってたし?」

「おぉ、うちの桜木が誘ってたな?あいつグイグイいってたからな〜 」

ん?何の話だ?

同期会、なんてのは俺は聞いてないぞ?

今日の朝も特に何も言ってなかった。

「ありゃ?もしかして知らなかったとか?本当嫌われてるね」

邪悪な笑みをこぼして浮かれ顔の河原に少しイラッとした。
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