必然的な運命
「あともう一つは桜木くんね。 彼はいったい何者なの?むしろちょっと怖いくらいよ」

「確かに。……なんで知ってたんだろう?」

「まぁ…… 恨み、妬み、嫉み? あとは何かの復讐とか? 桜木くんに対して何か思い当たる節は?」

「ないわよ。むしろ全然知らなかったんだから」

同期だけど最近やっと知った存在だ。

「強いて言うならみんな研究員ってことくらい、かな?」

「うん。私もそこが何か繋がってる気がするのよね…… まっ、とりあえずいっとき桜木くんには近づかないことね」


私もその意見には賛成だ。
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