必然的な運命
いや、実際は途中で場違いな所に来てしまったかも?って薄々気づいていましたけど。

街並みが、雰囲気が、私の住んでいる場所とは大違いだ。

呆然と立ち尽くしていても仕方がないので、とりあえず重い足を前進させた。



「ここは鍵を使うべきなのか?」

そしてまたもや立ち尽くしている状態。

オートロックからインターフォンを鳴らしてみても案の定、反応はない。

果たして本当にこの鍵を使っていいものなのか悩んでいた。
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