必然的な運命
「ちょっと麻美っ!ヤバイって!?うちのエリートは顔で選ばれてるのかしら?専務といい課長といい、どんだけ顔面力がいいのよ」

「え、紗也はもう専務に会ったの?」

「もちろんよ!イケメンはちゃんと見て確かめなきゃ!……って、たまたま廊下ですれ違ったんだけどね」

さすが紗也、どちらにしろ情報通にイケメン通。

「んー、課長は癒し系で専務はクール系、いや俺様系かな?どっちにしろ私好みってことよ!」

いや、どう聞いても対照的な感じで、もはや誰でもいいんじゃね?ってくらい。

紗也の話はそこそこに私はデスクに戻り仕事を開始した。
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