必然的な運命
「どうぞ?お口に合うか、わかりませんけどねっ」

口を唸られるといえばやっぱ和食でしょ!と思い、焼き鮭に、ほうれん草の胡麻和え、味噌汁にご飯と少々朝ごはんのようになってしまった。

だって、お腹空いてたし煮物なんて作ってたら時間かかるし。

完全なる言い訳だけど。

「いただきます。」

そう言って箸に手をつけ味噌汁に口を添える。

箸の持ち方が綺麗だな〜

こういうところで育ちがでるよね。

人様にご飯を作る事なんてそうそう無いから、口に運んでからのリアクションに少しドキドキする。
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