必然的な運命
「悪い悪いっ、まさかそんな斜め上のことを言われるとは思わなくて… あ〜久々に笑ったな〜 」

「……絶対悪いと思ってないでしょ?」

「くくっ、思ってるって。お前も麻美だから『あーちゃん』って呼んでやるよ」

「っ!?___もうっ!」


終始ずっと笑い続けやっと落ち着いたのか、彼は食べたお皿持って立ち上がった。

まだ会って間もないが、こんなに笑う人だったとは想像してなかった。

無愛想のイメージしかなかったから今ので少しだけ人間味が増した気がする。
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