必然的な運命
小姑か。

私はもうお酒も飲める社会人なんですけど?

「チッ… ちーちゃんと違って新人は何かと大変なんですよーだっ」

少しイラっとした時だけ『ちーちゃん』と呼んでいる。

私も彼に負けず劣らず、だな。

「…….はあ〜 じゃあ少しは役に立ってこいよ?新人」

聞こえないように、あえて小声で言ったけど余程の地獄耳なのか。

そして一言で済まされるのだから彼の方が確実に一枚上手だ。
< 79 / 264 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop