必然的な運命
だいぶ落ち着いてきた頃、やっとの思いで座る事ができ飲み物を口に運ぶ。

「紗也、お疲れっ」

「お疲れ、じゃあ乾杯っ!」

くぅ〜 と喉越しがなんとも爽快だ。

「ぷはぁ〜 うまいっ!」

「豪快に飲んでるけど、それコーラでしょ?」

「あ、バレた?」

「まぁ、麻美は飲んだら寝ちゃうからね。飲まないで正解っ」

お酒は嫌いではないが、飲むと睡魔に襲われる体質らしく。

こういった場では極力控えるようにしている。
< 82 / 264 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop