必然的な運命
私たち大変だったんですからね?と紗也が口をとんがらせて冗談っぽく言っている。

「おー、すまん!ちょっと長引いてな?」

柴田課長がいると私たちの雑用は少し軽減されるから、いるのといないのではかなり重要なのだ。

「うわぁ…っ、マジか…… 」

あら?柴田課長と、もう一人いるみたい。

被ってて顔が見えないけど、声になぜか違和感を感じた。

「ふっ…… お前が入ると色々と大変な事が起きそうだな?」

そう言って柴田課長に呼びいれられ足を踏み入れた人物。

顔を上げた瞬間___、驚愕した。
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