[完]その口、利けなくしてやるよ。


「悠月、あんたも落ちたもんだな」


そういった瞬間、みるみるうちに、笑顔が消えていく


「明星、あなたもね?……京介が今どこで何してるか、知りたい?」


割り込んできたのは、小桃



しかも、



「京介は、お前らと一緒じゃねぇのか?」



「うん!」


それに明るく妖艶な笑顔で答えてくる。


京介のことを出してくるなんて、


それに、こんなに動揺してるなんて……


あたしはまだ京介が弱点なのか?


< 112 / 350 >

この作品をシェア

pagetop