[完]その口、利けなくしてやるよ。
それから、兄貴が所属し、副総長とまでなっていた、“星竜”。当時は、龍凰の幹部だった俺は、星竜に忍び込み、
みんなを裏切りに持っていった。
その時に、純粋に奏風という男が好きだった、小桃を利用した。
奏風だけじゃなく、小桃は族のみんなを心から好いていた。
喋り方も普通に可愛くて、学校で有名になるくらいかわいかった。
それなのに、裏切らせてしまったんだ。
そして、極悪として有名だった史陀の傘下、〝雷鳴〟それを作り直した。そして、龍凰の分裂として、出来上がった。