[完]その口、利けなくしてやるよ。


……恋とかふざけたことなんてしてらんねぇからな、それは有り得ねぇ。



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「ふっ、……こ、……ぎ、も…………っ!」





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「ヴッアア……つっー、」



“あのとき”の事を思い出すなんて……



あたしは頭を抱えて地べたに横になる形になってしまった



「おい!明星!…っ」



あたしを抱えようとしたのか、触ろうとした時にハッとしてやめた



「奏風っ……大丈夫だから。頼むから、そのままでいてくれ…少ししたら収まる」



「ああ」


落ち着いたように、あたしの方を向いてアグラをかきなおした



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