[完]その口、利けなくしてやるよ。
隣人
おそらく2時間目が始まるくらいか?それくらいに教室に戻った
「明星ちゃん!」
席に着くなり美思がくるっと振り向いてきた
「なんだよ」
「ふふ、奏風とどこ行ってたの?」
「んなのどうでもいいだろ?関わんなっつてんだ」
まあ、当たり前かのようにあたしのその言葉に食いついてくるのは、
「だから、てめぇのその言葉遣いどうにかしろよ」
隣人。
「はぁ?てめぇにだけは言われたかねぇっつーの」
やべぇな、すっげぇイラつく
そんなあたしの雰囲気に気がついたのか、
「光都、やめて」
美思が真剣な顔して言った
「んだよ…」
「……明星ちゃん、お願いだから話せないかな?」
何をそんなにあたしに興味があんのか…
「はぁ、…しゃあねぇな、少しだかんな」
そう言うと、一気に顔色が明るくなって喜んだ
意味わかんねぇ女……