[完]その口、利けなくしてやるよ。


「京介。」



顔を苦しそうに歪める京介。



「京介、話をしに来た。アノ時のことを。」


「愁華さん、龍凰さん、白姫さん。我々は幹部室にでも行きましょうか」



「そうだな」


誠也さんはあっけからんとそう言って、行ってしまった。



残されたみんなはあたしの顔を見てあたふたしてる(笑)


「いいよ、行って?あたしは“京介と”話にきたの。あたしの元カレ、桜庭京介と。」



そうして、二人っきりにしてもらった。


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