[完]その口、利けなくしてやるよ。


そんな私の叫び声に、幹部室からはみんなが出てきた。


「大丈夫か!?」


真っ先に来てくれたのは、暁都くん。


「ご、ごめん、全然うん、話してただけだからさ」



「話してて叫ぶことがあるのか?」


と誠也さん。




「ちょっとね」



皆はじとーっと私を見てたけど、そんなの気付かないふりしてみんなを戻した。



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