[完]その口、利けなくしてやるよ。

そばにいてほしかった



奏風side




一之瀬 奏風……またの名を、桜庭 京介



藤堂 明星の元カレであって…今も思ってる。



俺は許されないことを明星にしたんだ。


それは彼女から離れてからもずっと心に残って…食事なんてできる状況じゃなかった。



俺がそんなこと言える立場じゃないってわかってるけど、申し訳なさが俺を縛ってた。

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