[完]その口、利けなくしてやるよ。



それからはほとんど他の族と戦ったりする日に明け暮れてた。



って言ってもそんな毎日毎晩とかでなくて、2日に1回とか?うん。皆は新体制になるって聞いたから、ある意味“全国No.2”の“龍凰”はいない訳で…


だからこそ、それを狙えば、その座は手に入ると思ってるらしい……



けどさぁ、、



「舐めんなよって話だっつーの!!!」




突然のあたしの叫び声に、倉庫中皆が顔を青ざめてこっちを見る




「あ、ごめんごめん!何も無いから安心して!」



ニコーっと微笑んでみせると、もうあからさまに安堵の息を漏らす。



そんなに怖いかなー……



< 313 / 350 >

この作品をシェア

pagetop