[完]その口、利けなくしてやるよ。
「……奏風ごめん。わりぃけどさ、こいつと話してぇから二人にしてくんねぇか?」
こいつ、とはもちろん校長のこと
校長と呼びなさい!とか言うけど甘いからね(笑)
「わかった。」
そして、校長室にあたしと校長ふたり。
「で?何を話したかったの〜?」
「“雷鳴”」
その一言で目を見開いて、にやりと笑った
「聞いたのね」
「なんで黙ってた」
「…あんたが強くなるためよ」
校長があんたと呼ぶ時、それは、“アイツ”が現れてる時だ
「バカらし「逃げるでしょ、言ってたら」
……図星だ