[完]その口、利けなくしてやるよ。


悔しいけど、こいつは…一番あたしのことを知ってる



今までも、これからもきっとずっと



「あの日、、あの日のことを思い出すんだよ…今でも」



何であたし達だったのか……“アノコト”が無ければ、今でも、ずっと___



「夢にも?」



「あぁ。昔みたく毎日じゃないけどな。週5くらいで。」



夢にみる……あの日のことが。鮮明に思い出される



「私はね、あんたに龍凰に入ってほしいと思ってる」



「そうじゃなかったら呼ばないだろ」


そうね、と笑ってやがる


「龍凰なら、あんたを変えてくれると思う。……光都。あんたに似て口も悪いし態度も悪い。けどね、誰よりも人の苦しみをわかってる。」



“光都”それは、隣人のあの男だ



「あいつだけは好きになれねぇ。」


思い出すだけでイライラする

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