[完]その口、利けなくしてやるよ。


「……わかった」



そして、ゆっくり近づいて光都の唇に私のそれを重ねる



その瞬間に、光都は私を押し倒して上に乗った状態になる



「こ、光都っ!?」


もちろん私は焦りまくる(笑)


「なーんて、だってキスしようとしてビンタは理不尽」


「だ、だって!……んっ…こう、っ…!」


「愛紗に見られそうだったから?……すっげー痛かったけど」



絶対そこまで痛くなかったはず!



朝っぱらから何をしてるんだ。と我ながらに思った日だった


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