ぶっ飛びプリンセス
その後、紅茶が無くなるまで王妃様と他愛もない話をした
国王陛下との馴れ初め
国王陛下の美談
国王陛下の素敵な所
8割国王陛下の話だ…
本当に王妃様は国王陛下が大好きらしい
「ルナ。入るぞ」
そこにノックして入って来たのはリオン様
私の前に座る王妃様を見てため息…
「母の顔見てため息とは…失礼ね」
「ため息も出る。陛下が探してる」
そう言えば…王妃様が来てかれこれ2時間経っている
「あら、そうなの?まったく心配性ねー」
っと言いながら立ち上がる王妃様は嬉しそう
そして、私の手を取りニッコリ笑う
「また、お茶しましょうね!今度はルナさんのお話を聞かせてね!」
それだけ言って、王妃様は颯爽と出て行った
「…大丈夫か?」
リオン様が私を見てくる
「はい。大丈夫です」
「止まらないだろ?…ノロケ」
「…はい。凄かったです」
王妃様だけであの勢い
二人揃ったら…大変そうだ
そりゃ一緒にゴハンは食べれない訳ですね