ぶっ飛びプリンセス
「俺は…昨日の夜、飲み屋で飲んだ帰りで…城の近くの森を通った時見たんです。地面から豪華な服を着た男が出てきたのを。男は女を連れていて…女は暴れてて…逃げて…捕まり…最終的にはグッタリした女を抱えて男は馬に乗って去って行きました」
豪華な服の男?
暴れ、捕まった女?
俺は陛下を見る
陛下も何かわかったのか頷く
男の弁解は続く
「男達が去ったあと、俺は男が出て来た地面が気になってその場に行った。そこには、大きな扉があった。鍵も開いてるし…興味本意で中に入った…そしたら、城内に続いてて、興奮して徘徊したらお宝がある部屋に着いて…でも、何も取ってないです!!本当です!」
この男はルナの失踪に関係はない
むしろ、この男のお陰で色々わかった事がある
城内侵入は重い罪だが…
「反省書を書け。そして、2度としないと署名をしろ。次、やったら…わかっているな?」
「あ、はい!!ありがとうございます」
陛下直々に処分を言い渡され、男は反省書を書く為連れて行かれた