ぶっ飛びプリンセス
テクテクのろのろ歩く
気付けばお日様が真上に来ている
もう…お昼か
結構歩いた気がする
でも、一向にお城が見えない
「喉が…乾いたな」
ずっと歩き続けて喉がカラカラだった
でも、今更川には戻れない
周りを見渡しある物を探す
「あっ!あった!」
ただの雑草
どこにでも生える雑草
しかし、この植物は茎に多くの水分を持っている
少しでもいい
喉を湿らせたい
私が水分を摂ってる間に、ポプリも草を食む
「ちょっと休憩だね」
ポプリは私の体重を支えながらゆっくり歩いてる
きっと疲れたに違いない