ぶっ飛びプリンセス

「…ゆ、め…?」


なかなか現実を受け入れられず呆然としていると、リオン様は笑う


「現実だ。そろそろ、目を覚ませ」


そう言うと、私の頬に触れる
そして、軽く引き寄せられキスをされる

軽く触れるキスから徐々に濃厚になっていく


「んんーっ…」


私が唸るとやっと唇が解放される
苦しくて肩で息をしてるとリオン様は笑う


「起きたか?」

「…はい、起きました」


凄く苦しかった…
凄い現実味を感じた…


「でも…私…なんで?」


なんでここにいるの?
森の中からココまでの記憶がない


「ポプリが…連れて行ってくれた。お前の所に」


ポプリは…ちゃんと助けを呼んでくれたんだ
嬉しくて涙が出る
後でいっぱいありがとうを言おう

< 177 / 316 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop