ぶっ飛びプリンセス

そこは病院の縮小バージョンだった
白衣着た人が歩いてるし
看護士さんっぽい人もいる


「リオン様、どうかなさいましたか?」


眼鏡のおじ様がリオン様に気付き声を掛けてきた


「あぁ!ルナ様、ギブスの具合はいかがですか?痛くありませんか?」


そして、その後ろを松葉杖で歩く私にも気がつく


「はい。大丈夫です」

「良かったです。しばらくはギブスが外せませんが、骨は綺麗に折れていたので綺麗に着きますよ」


どーやらこの医師が私の足を見てくれたらしい
眠ってたから知らなかった


「アイルの所に行きたい。起きているか?」


リオン様が医師に問う
すると、医師は苦笑い


「そろそろ目が覚めると思いますが…お気をつけ下さい。だいぶ暴れますんで」

「わかった。…ルナ、行くぞ」

「あ、はい」


やっとアイルに会える

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