ぶっ飛びプリンセス

「アイル…自分を責めないで」

「私は使えない侍女です。2人の主人…どちらもまともに守れないダメな侍女です」


あー…
ダメだ…
会話が成立しない


「アイル…怒るよ」

「私は叱られて当然の侍女です」


あぁ!もう!!

私はアイルの胸倉を掴む


「る、ルナ?!」


リオン様が驚いてるが無視
今はアイルのお説教で忙しい


「アイル。いい加減にして!私の侍女を悪く言わないで!!アイルがアイルを悪く言うのも許さない!」

「でも、私はっ」

「大体、護衛騎士相手に侍女のあなたが勝てるわけないでしょ?!武装無しで無防備!それで切られて倒れて何が悪いの?!守れなかった?ふざけんじゃないわよ!そんなの当たり前よ!あーゆう時は、護衛の騎士が盾になるの!武装でガチガチの騎士の仕事なの!!今回は、その守る仕事を放棄し私をさらった騎士がクズなの!アイルじゃない!!アイルはクズじゃない!!」


一気に喋り
息切れを起こす

アイルもリオン様も
ドン引きだろう

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