ぶっ飛びプリンセス

着いたのは私の部屋

いつまでもリオン様のベッドを占領するわけにはいきませんからね


「新しい扉にした。内側から鍵が掛けられる。外からは鍵が無いと入れない」


リオン様が扉の説明をしている
防犯対策を強化したらしい


「ここに入れるのは、この鍵を持つ者だけだ」


っと見せたのは金の鍵
それを私に渡すリオン様


「それはお前用だ」

「あと…これを持ってるのは誰ですか?」

「俺だ。あと、アイルに怪我が治り次第渡す」


私とアイルとリオン様

うん、なら安心かな?


「ありがとうございます」

「ほら、もう寝ろ。ベッドに入れ」


私をガバッと抱き上げ
ベッドに降ろすリオン様

で、丁寧に布団まで被される


「夕食時に様子を見に来る。だから、それまでゆっくりお休み」

「はい、リオン様…」


リオン様に頭を撫でられ数秒…
私はすぐに夢の中に落ちていった

< 211 / 316 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop