ぶっ飛びプリンセス

「ふぅー…さっぱりー」


湯浴みを済ませ
アイルが私の部屋から持ってきたワンピースを着る


「初夜の時はここまで愛された痕跡無かったのに…今回は凄い数です」

「え?何が?」

「身体中キスマークだらけですよ?」

「え?!」


なにそれ?!
私、知らない!!


「ココとココと…ココ。あと、ココとココと…」


アイルが私の背中を指で軽く押してくる
そこに跡があるらしい…


「あと、ココとココ…」


首の後ろ辺りを二箇所指で軽く押される


「あと、胸の下に…」

「もういい…アイル、もういいよ!」


まだまだ、ありそうなキスマーク
一晩で何個付けたの?!
全然覚えてない!!


「服を着てしまうと…全部見えなくなりますね。計算されて付けられてますね、ソレ」


そんな事を計算出来るくらい余裕がリオン様にはあったのか…

気付けば寝ていた私とは大違いだ
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