ぶっ飛びプリンセス

「何か絶対方法があると思うんです。だから、私は諦めません」


力強く宣言するルナ
人の為に努力を惜しまないその姿に、また惹かれていく俺


「ありがとう…ルナ」


頭を撫でると嬉しそうに笑うルナ
その笑顔も全部愛しくて


「ルナ…キスしていい?」

「さっき勝手にしたじゃないですか」

「…していい?」

「嫌って言っても…しますよね?」

「うん」


そして、再びルナの唇を奪う
今度のキスはルナが起きているので、ちゃんと応えてくれる

あぁ、気持ちいいな…
っと思っていると…


「っ…ああぁぁああ!!」

「っ?!なに?!」


ムードをぶち壊す声とともに唇が離れる
いきなり叫んでどうしたと言うんだ?


「キスだ!!リオン様!!」

「うん?そうだよ?」


何を言っているんだ?



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