ぶっ飛びプリンセス
乗馬しますよ

「じゃ、そろそろ夕食だ。部屋に運ばせる」


リオン様が椅子から立ち上がり言う
夕食。ご飯!

嬉しいけど…私にはとある疑問が…


「あの…」

「なんだ?」


一昨日も、昨日も、今日も…
ご飯を一人で部屋で食べている


「ココは…皆で食事をしないんですか?」


それとも、私だけ省かれてるだけ?


「あぁ…特別な事がない限り皆部屋で食べてるな」

「そう…ですか」


ガルデニアでは家族でご飯を食べてたからそれが普通だと思ってた


「俺も公務に忙しくて食事時間はバラバラだし…両親は、息子の俺が入る余地が無いほどイチャつくしな」

「え?」


威厳たっぷりの国王陛下を思い出す
そして、その隣にいた静かそうな王妃様も…

え?イチャつく?


「部屋で位は夫婦になりたいんだそうだ。だから、食事は別々。ってゆうか、俺が辞退した。俺を無視してイチャつくから凄く居にくい」

「仲が…いいんですね?」

「まぁな。あー、この事誰にも言うなよ。国王の威厳が消えるからな」

「そうですね。黙ってます」


なんだ
家族不仲な訳じゃないのか
よかった


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