ぶっ飛びプリンセス

「は?!無いだと?!」


リオン様の部屋に国王陛下の声が響いた

リオン様は部屋に運ばれたが…
大変な事が起こっていた


「はい…綺麗さっぱり…解毒剤が…消えています」


城の薬保管所から解毒剤が無くなってしまったらしい


「町には無いのか?!」

「ここ一帯には、いないはずの蛇です。その解毒剤など町にはありません」

「薬師にすぐに解毒剤を作らせろ!!」


いないはずの蛇の毒の解毒剤
城なら常備していた
しかし、それが消えた

今から薬師に解毒剤を作らせると言っているが…

それでは…間に合わない


私は苦しむリオン様の側に居る
このままでは…リオン様は死んでしまう

泣くなっと言って触れた手はとても優しかった
…無くしたくない

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