ぶっ飛びプリンセス

「最初は本当に無理矢理結婚させちゃったし、ルナさんが煩わしいって思ってたと思う」


そうですね
本当、機嫌悪いの丸出しでしたもんね


「でも…変わったわよ?あの子。良く笑うようになったし」


それは、私が女らしくない事を連発するから呆れてるんですよ


「あの子が女の子にプレゼントっていうのも…初めてかもね」


そう言って王妃様が私の髪に付いているバレッタを触れる


「コレは…お土産です。プランタンの」

「お土産だってプレゼントみたいな物よ」


クスクス笑う王妃様
とても嬉しそうで楽しそうだ


「あ、ヤキモチを妬かれないようにね。あの子も陛下の子だからね…凄く妬くと思うのよ。気を付けてね」


だから、大丈夫ですって
妬くほど好かれてないですもん

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