先輩、私の事見てくださいよ。




そう言って海斗は私の頭をポンポンっとなでた




「うん…。じゃあ、明日ね」



「じゃーな」





海斗はそういうとクルッと私に背中を向けて歩き出した



それを確認して私も家の中に入った







「あんなやつの何がいいっつーんだよ…」



海斗がそう呟いていたとも知らずに。




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