先輩、私の事見てくださいよ。
ごめんなさい、私から言ったのに
私には先輩の2番目、柊さんの代わりは無理みたいです
それに、もう先輩に2番目は必要ないでしょう?
「ほら!!早く行ってください!」
私が少し急かすように言うと、今まで何か言いたそうだった先輩がそれを全部飲み込んで
「分かった」
そう呟いた
ゆっくりドアに近づいて行き、先輩がドアノブを引きながら振り返った時、
私はいつもの笑顔で少し意地悪したんだ
「先輩、大好きです。お幸せに。」