先輩、私の事見てくださいよ。




「唯、俺のたった1人の彼女になってくれませんか」




私の目からそらさずに真っ直ぐにそう言った先輩




え…?

先輩のたった1人の彼女…?

先輩の彼女になってもいいの…?



先輩の言葉を理解した途端


今まで溜まっていた何かが溢れて

頬を伝った




「うぅ…ヒック、い、いんでヒック、すか…?」


信じられない


ずっと、2番目だったのに


先輩から告白してもらえるなんて



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