先輩、私の事見てくださいよ。




だから、先輩が私の事を優先に考えない事は当たり前の事。



でも、自分で2番目でいいとか言ったくせに、先輩の傍で先輩の優しさに触れて、欲張りになっている





先輩は、柊さんを呼び止めてしまって、すぐに気まづそうな顔で私をチラッと見た






「んー?なに??」



柊さんはドアの前まで戻ってきて



瀧本先輩に視線を送った





「あ、いや、えっと」





目を泳がせて申し訳なさそうに、というより困ったように眉を寄せた





「いや、なんでもな「そうだ!柊さんも一緒に帰りませんか??」






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