unrequitted Love
「そう言えば、心愛と竜也くんはどうなったかな??」

「そういや静かだなぁ」

2人とも集中しだすと周りなんか一切気にせずにゲームしてるから話しかけても返事返ってこないんだよなぁ……

「一応、見に行ってみるか」

隣の部屋を見に行ってみると……
ソォー、、、

「チェック」

丁度終わりを告げた所だった。
結果はどうだったのかな??

「やっぱり、心愛は強いなぁー。いつになったら勝てるのかな……」

心愛が勝ったみたい……

「今回もたまたまだよ!竜也くんがポーンの動かし方を間違わなければ私負けてたもん」

「あっ、やっぱり間違えてたんですね、次こそは勝ちますよ。お手合わせありがとね」

ポンポン
そう言って心愛の髪を撫でた竜也くん。
案の定、心愛は真っ赤になって……

「えっ、あっ、あのそのえっと……」

「心愛?顔赤いよ?大丈夫??」

ボンッ!!

「きゃーーーーーーー」

ガタンッ
思い切り椅子を倒して逃げ出した心愛。
緊張がMAXだったんだね、かわいいなぁー。


「「竜也(くん)お疲れさま!」」
2人でまるで示し合わせたかのように声をかけると少し驚いた様子で

「ふ、2人ともお疲れ様でした。心愛に逃げられてしましました……」

少しだけ寂しそうな竜也くん。
もうちょっとだけ素直になれたらいいのにね。
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