キオクノカケラ
入学式が終わり帰ろうと駐輪場に行く時、肩から首にかけて重みを感じた
巧だ…
「海斗ちゃん♪一緒に帰りましょーよ♪」
とくに一人で帰る気は無かった
「べつにいいっすよ!」
明るく返事する
「おっしゃーんじゃチャリとって来るから待っとってー♪」
わかったぁ、と軽く返事して自転車に荷物を置いている時
そっと風が吹いた
桜の花びらが空を舞い上がり思わず目を奪われる
この時初めてお前に出会ったんだ
とても綺麗な画だった
風になびいた髪は繊細で日差しに透き通るように
笑った顔がとても綺麗で舞い上がる桜が彼女を祝福しているようだった
巧だ…
「海斗ちゃん♪一緒に帰りましょーよ♪」
とくに一人で帰る気は無かった
「べつにいいっすよ!」
明るく返事する
「おっしゃーんじゃチャリとって来るから待っとってー♪」
わかったぁ、と軽く返事して自転車に荷物を置いている時
そっと風が吹いた
桜の花びらが空を舞い上がり思わず目を奪われる
この時初めてお前に出会ったんだ
とても綺麗な画だった
風になびいた髪は繊細で日差しに透き通るように
笑った顔がとても綺麗で舞い上がる桜が彼女を祝福しているようだった