キオクノカケラ
でか……


普通に考えてデカイ…

「巧さんってお金持ちでございますか…?」


「そーですよ♪」
巧が即答する


門構えからして明らかに金持ちだ
門の両端にはガードマンがサングラスを光らせている


「お疲れ様♪仁さん太郎さん♪」
巧が手を振る


「お帰りなさいませ坊ちゃま」
野太い声で言う


門が開き庭が見えた、きちんと手入れされた庭に巧がおおざっぱに自転車を置く

「さぁさぁ海斗様どうぞ♪」
巧が執事のようなポーズをする

「巧ん家って仕事なにしてるん?」
素朴な質問だ


「飛行機会社でーす♪」


「飛行機会社って……柴原会社の社長の息子かよ!?」


「そうみたいです☆」


「坊ちゃまー早くお家に入って下さい、お友達もどうぞ」
玄関から女の人が呼んでいる

お世話役とゆうやつか?


考えてるうちに巧が歩きだす


玄関を入ると

壁には高そうなオーラを出している絵が何枚も飾ってある

「よくいらしてくれました、私巧さんのお世話の福富と申します」
さっき巧を呼んだ人で、すごく美人だ

「山本です、よろしくです」
明るく言ってみる


「素敵なお友達ですね、こちらへどうぞ」
福富さんの案内で部屋に入る


「ではごゆっくり」
そう言って福富さんは部屋を出た








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