君と僕と記憶と。
事件
キーンコーンカーンコーンと19時を告げる耳障りなチャイムが学校全体に鳴り響く。
それは僕のいる図書館にも同様に響いた。
…もうこんな時間になってしまった。
図書館で勉強をしているといつもそうであった。
このチャイムは耳障りだが、なかったら夜遅くになっても気づかない可能性があるので 感謝はしている。
「ふぅ…。」
当たりを見渡すと図書館に人はほとんどいなかった。
帰ろうと思うのと同時に携帯を教室に置いてきたことに気づく。
「………。」
面倒臭い。
非常に面倒臭い。
僕の学校の図書館は2階の特別棟にあり、僕のクラスの教室は、3階教室棟にある。
つまり、廊下を歩き階段を上り 携帯をとりにいくのだ。
ただでさえ、最近体がだるいのに。
なんという重労働。
「行くか。」
面倒臭いと携帯を学校に置いていくのを天秤にかけ、心を決めた。
それは僕のいる図書館にも同様に響いた。
…もうこんな時間になってしまった。
図書館で勉強をしているといつもそうであった。
このチャイムは耳障りだが、なかったら夜遅くになっても気づかない可能性があるので 感謝はしている。
「ふぅ…。」
当たりを見渡すと図書館に人はほとんどいなかった。
帰ろうと思うのと同時に携帯を教室に置いてきたことに気づく。
「………。」
面倒臭い。
非常に面倒臭い。
僕の学校の図書館は2階の特別棟にあり、僕のクラスの教室は、3階教室棟にある。
つまり、廊下を歩き階段を上り 携帯をとりにいくのだ。
ただでさえ、最近体がだるいのに。
なんという重労働。
「行くか。」
面倒臭いと携帯を学校に置いていくのを天秤にかけ、心を決めた。